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院長のブログです。

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新型コロナウイルスワクチン接種について

ご存知の様に新型コロナウイルス感染症の猛威は収まる様子はありません。

緊急事態宣言、自粛、ステイホームなどはあくまでも感染拡大を抑えるための一時的な手段に過ぎず、有効な治療薬がない現状においての唯一の積極的対応策は、ワクチン接種と思っています。

当院では、ワクチン接種を希望される掛かりつけの患者さん全員が、安心して、少しでも早くワクチン接種を受けて頂くために、1日最大36名のワクチンの接種を行っています。

一般診療を行いながら、多くの患者さんにワクチン接種を行うことはとても大変です。
予約電話もひっきりなしに掛かっており、対応するスタッフの努力には頭が下がります。

コロナ禍が少しでも早く終息できる様、当院も微力ながら精一杯頑張って行く所存です。

2021年05月25日

漢方薬治療

日本ではほとんどの病気は化学合成された薬剤(西洋薬)で治療を行います。

西洋薬のほとんどは純粋な単一の化学物質であり、体のどこに作用して、どのような効果を発揮するかが科学的に証明されているものです。

一方、漢方薬は東洋薬または生薬(しょうやく)と言われ、自然界に存在する植物や鉱物を調合したものでできています。

漢方薬は多くの物質の組み合わせで出来ており、科学的には体のどこに作用するかがわかっていないものも多いのですが、先人の経験からどのような病気や症状に効くのかがわかっている薬です。

現在はほとんどの病気はその原因や機序がわかっており、ピンポイントで作用する西洋薬の方が効果的な治療を行うことが出来ます。

その一方で、原因が良くわかっていない病気や症状に対しては漢方薬がとても有効な場合があります。

一例をあげると、こむら返りと言われる筋肉の痙攣です。医学的には「有痛性筋痙攣」といいますが、これには漢方薬の「芍薬甘草湯」が劇的に効きます。
また更年期障害の様々な症状には「加味逍遥散」や「当帰芍薬散」などが良く効きます。
「葛根湯」や「麻黄湯」はウイルス感染によって増加するサイトカインを抑える作用もあり、西洋薬よりも有効なことがあります。

内科医にとって漢方薬を上手に使うことは、様々な症状のある患者さんを治療する上でとても重要です。

2020年04月28日

むくみが起こったら

病気の症状のひとつに「むくみ」があります。

むくみとは体に水分が過剰にたまった状態をいい、医学的には「浮腫(ふしゅ)」と呼びます。

浮腫は血管から水分が染み出ることが原因で起こり、多くは足に出ますが、眼瞼(まぶた)や顔に出ることもあり、ひどくなると全身に起こります(全身浮腫)。

浮腫の原因は様々ですが、心臓の病気(心不全)、腎臓の病気(腎不全、ネフローゼ症候群)、肝臓の病気(肝硬変)などがあります。

一方、特に病気がなくても浮腫が起こることがあり、これを「特発性浮腫」と呼びますが、その原因の多くは下肢の静脈にある静脈弁の機能不全です。

特発性浮腫の多くは夕方になると足がむくむことであり、女性に多く、水分摂取が多い人、長時間の立ち仕事する人などに多く見られます。また、汗をかかない冬場に多いことも特徴です。

特発性浮腫を含めて、浮腫の治療の第一は水分を控えることですが、それでも浮腫が改善しない場合は利尿剤、漢方薬、弾性ストッキングなどの治療も有効ですので、むくみのある患者さんはお気軽にご相談ください。

2020年04月20日
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