夜ぐっすり眠れることはとても幸せなことです。
若い時は疲れると逆にぐっすり眠れ、翌朝には疲れがとれているのですが、歳を取ると眠れないことで心身の疲労が蓄積します。
眠れないことを不眠症といいますが、これにはいくつかの種類があります。
不眠には、ベットに入ってもなかなか眠れない「入眠障害」、夜中に目が覚めてそれから眠れない「中途覚醒」、朝早く目が覚めてしまう「早朝覚醒」があります。
また眠っているのに眠りが浅くて疲れが取れない「熟眠障害」もあります。
眠れないで体調を崩す場合は「睡眠剤」という薬がありますが、それぞれの状態に応じて有効な薬の種類が異なります。
なお、「熟眠障害」の原因として夜間呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」があります。
睡眠時無呼吸症候群は高血圧、不整脈、突然死などの原因にもなります。
PSGと呼ばれる簡単な検査で診断ができますので、気になる方は相談されて下さい。