掛かりつけ医と専門医

これまで大病院でカテーテル治療などの最先端の専門的な医療を行ってきました。
小さなクリニックではもはやその様な高度医療はできないのですが、大病院で勤務していて良かったと思うことは、専門外の病気についても最新の医療がどのようなものかを知ることができたことだと思います。

掛かりつけ医になって多くの患者さんを診ていると本当に色々な病気が見つかります。

でも患者さんは自分の病気を自分で診断して最初から専門医に診てもらうことはできませんよね。

掛かりつけ医の使命はできるだけ病気を早く見つけてあげて、最善の治療に導いてあげることだと思います。

病気になるかどうかの半分はその人の運だと思います。でもその病気を乗り越えられるかどうかは患者さんを診ているお医者さんの責任だと思います。

2017年05月30日