生活習慣病と心臓病

当院は心臓病と糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病が専門のクリニックです。

一見、心臓の病気と生活習慣病は関係ないように感じられるかもしれませんが、実はとても深い関係があります。

心臓の病気の中でも最も怖いのは心筋梗塞です。なぜならば、今まで健康そうに見えた人が突然発症し、運が悪いと20%に突然死をきたすからです。男性の場合、多くは働き盛りの50歳代や定年を迎えてこれから老後を楽しもうと思っていた矢先の60歳代に起こります。女性は男性よりも少し発病年齢が高く70歳前後から増えてきます。

心筋梗塞になる患者さんは、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病を持っていることがほとんどです。なぜならばこれらの生活習慣病が動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞などの原因となるからです。

生活習慣病があっても自覚症状のないことがほとんどです。しかしながら、放置しておくといつ爆発するわからない爆弾を抱えている様なわけです。

生活習慣病と心臓病は一連の病気であり一緒に診療することが大切と考えます。

2017年03月16日